私が歴史に興味を持ったきっかけは漫画から。
先日ブログで書いた「邪馬台国はどこですか?」という本。
ある程度、歴史を知らないと面白いと感じないかもしれません。
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) | 鯨 統一郎 | 本 | Amazon.co.jp
歴史に苦手意識を持つ人は多い。
私の友達には歴史に対して苦手意識を持っている人が多いです。
歴史=年号を覚えなきゃいけないのが面倒くさい。
社会の勉強で歴史上の出来事を覚えなきゃいけない、でも頭に入らなかった。そういうことが原因のようです。
そう考えると私も社会の授業、歴史の授業は嫌いでした。
私が歴史に興味を持ったきっかけは「漫画」
私は叔父や叔母の影響で小学校4年生ぐらいから漫画を読み出しました。
叔父や叔母も漫画好きで、週刊誌から月刊誌、コミックスを買ってくるのでそれを読ませてもらうようになって、そこからどんどんハマっていったんですよね。
その中で歴史系漫画があって...
一番最初に興味を持ったのは「天上の虹」「あさきゆめみし」だったかな。
そこからジャンルの幅がどんどん広がって、今思えば歴史の殆どは漫画から学んでいます。
大人になってからは大河ドラマや歴史小説と合わせ見るようになって、また更に面白くて興味深いなって思います。
歴史系漫画や小説、ドラマは人物像が浮かんでくるから面白い
「なんで面白いのかしら?」
自分自身に問いかけてみたんです。
偉業を成し遂げた人たちって、私とは頭の出来が違うからなんだと思ってしまえばそれまでなんですけど、でも「同じ人間」なので、どうしたらそういう発想ができるのかしら?とか、その時代だったからですませるのではなく、なんでその考えが必要だったのか?
興味のきっかけってそんなことでした。
漫画や小説、ドラマって「人物像」が引き立つもので、その人柄を通して時代を読むって感じになるので、ある意味擬似体験している感じというか、シンクロしてしまうというか...結局は同じ人なので感じる部分は同じなのかな。
いやいや、書き手さんである作家さんは現代人だからそうなるんじゃないの?
でもさ、こんな表現するのっていろんな資料を見たからで、そこからの感性の問題じゃないの?
そんなふうに感じていたら、同じ時代設定でもいろんな書き手さんの作品を読むようになったんです。
... ...
このまま歴史に対する私の思いを書いていたら収集つかなくなるので...(汗)まとめていきますね。
「邪馬台国はどこですか?」を読むにあたり、あわせて読みたい漫画
「邪馬台国はどこですか?」で出てくる時代テーマは6つ。
「悟りを開いたのはいつですか?」(ブッダの話)
「邪馬台国はどこですか?」(古代日本の話)
「聖徳太子は誰ですか?」(日本書紀の話)
「謀反の動機はなんですか?」(織田信長について)
「維新が起きたのはなぜですか?」(勝海舟について)
「奇跡はどのようになされたのですか?」(イエス・キリストとユダについて)
そのうちの3つのテーマに沿ったオススメの漫画をご紹介しますね。
【聖徳太子は誰ですか?】
これは飛鳥奈良時代の話なので、時代背景を読むには「天上の虹」「女帝の手記」がいいかなと。
天上の虹 文庫版 コミック 1-10巻セット (講談社漫画文庫) | 里中 満智子 | 本 | Amazon.co.jp
Amazon.co.jp: 女帝の手記―孝謙・称徳天皇物語 (1) (中公文庫―コミック版): 里中 満智子: 本
天智と天武 1 -新説・日本書紀- (ビッグコミックス) | 中村 真理子, 園村 昌弘 | 本 | Amazon.co.jp
【謀反の動機はなんですか?】
織田信長に纏わる話。
この時代は戦国時代なので、いろんな作品が出ていますよね。
じつは、織田信長自体を題材にした漫画っていうのはあまり読んでいなくて...織田信長を取り巻く人々を描いた作品が好きです。
Amazon.co.jp: イシュタルの娘~小野於通伝~(1) (BE・LOVEコミックス) 電子書籍: 大和和紀: 本
Amazon.co.jp: 花の慶次 ―雲のかなたに― 1巻 電子書籍: 隆慶一郎, 原哲夫, 麻生未央: 本
信長のシェフ 1 (芳文社コミックス) | 梶川 卓郎, 西村 ミツル | 本 | Amazon.co.jp
【維新が起きたのはなぜですか?】
舞台は幕末。勝海舟についての見解です。
複雑な動きがある幕末は変わった視点から読んでいくと入りやすいです。
JIN-仁- 全巻セット (ジャンプコミックスデラックス) | 村上もとか | 本 | Amazon.co.jp
風光る 第1巻 (小学館文庫 わA 31) | 渡辺 多恵子 | 本 | Amazon.co.jp
さいごに
歴史初心者は活字だらけの小説よりは、ビジュアルがある漫画のほうが入りやすいかなと思います。
漫画を読んで、同じ時代の小説を読んで、ドラマや映画を見ての順番だとより一層入りやすいはず。私の経験上のことですけど...
さらには、現存する歴史的建造物を見に行くとなおいいですね〜。
歴史は日本史に限らず、世界史も出てきますけど、まずは住んでいる日本から知って貰えたらなと思います。
というわけで...今回はここまで。
それでは、また〜。