歴代の愛車にまつわるエトセトラ 〜アルテッツァRS200編〜
こんにちは〜。
シモサワです。
今日は祝日ですが、私は面談のお仕事。
国道をかっ飛ばして浜松市まで行ってきま〜す。
いい大人になると車移動では「高速道路」を使うのが当たり前のようになってしまいますが、下道を走るのも気持ちが良いもんです。
今年は特に雪が少ないからこの時期のドライブも快適です♪
さてさて、今日は「歴代の愛車シリーズ」第3弾は、アルテッツァRS200編です。
このコ数とは数々の珍事件を体験しました。
「アルテッツァRS200」を買うきっかけは、この頃は職替えをして夜の生活がメインになるので静かな車に変えようと思ったから。
でも、6気筒NAエンジンが静かな音とは言い難くて...
WRXに比べたら静かということだったんですよね〜(笑)
それまではターボ車ばかりだったので、初のノンターボ車にワクワクでした♪
雪道での思ひで ーその1ー
ハリキッて慣らし運転のつもりのドライブに出かけたところ...まさかの雪。(春先だったのに)
それもけっこうな降りで、あれよあれよという間に積もっていくんですよ〜。
その時走らせていたのは国道の上り坂で...どんどん車が連なっていくのが見えるんですよね。次々と渋滞の列になっていく。
前の車が次々とリタイヤしていく中、私の番になって...この車もここまでか〜と思いながらそ〜っとアクセルを開けていくと、雪が薄っすら積もる道にタイヤが食いつく!
おっ!進むぞ!
ラッキー!!!
たまたなタイヤが新品だったのと、雪道走行用の切り替えボタンがあったからそこでクリア出来たという偶然の出来事でした。
このことで、もうこの車のゲン担ぎができたって感じになって、めっちゃお気に入りになりました。
雪道での思ひ出 ーその2ー
偶然というものは重なるもんです。
仕事が終わったある日。
数日前に雪が降ったあとのある日。
「陽当りのいい場所は溶けているものの、私が通る道はまだ凍っているから迂回して帰らないと危ないよね。」
そんなことを同僚と話しながら車に乗り込んだのに...いつもの癖でつい、いつもの道でいつもの調子でアクセルを踏んじゃって...気がついたらツルッツルに凍ったカーブが目の前に迫ってきたんです!!!
ブレーキが間に合うはずもなく、
「うわー!やっちゃったー! もう終わったな。」
そう覚悟してカーブに進入。
スピードを出した状態で凍結した路面に侵入すればもちろん車が滑ります。
まず後部が滑って、だんだん車体が横になっていくのがわかる。
「このまま滑ったら崖に落ちるな。やべー、まだローン残ってるしな〜。」
そんなことが頭のなかをよぎった瞬間、無意識にハンドルを動かしてたみたい。
車の角度が変わった。
次に目に飛び込んできたのは民家。
「民家はマズイでしょ! 保険代で賄いきれないかも!」
また無意識にハンドル切ったんだと思う。
っていうか、目の前の光景とその時に思ったことしか覚えていない。どうやって何をしたのかなんて全く覚えていないんです。
気がついたらコントのように一時停止のラインで車がピタっと止まってたんですよー。
覚えている限りを思い返したら、体中が震えたのを覚えてます。
油断は禁物。
そんな言葉が思い浮かんだ事件でした。
体中が震えた事件もあった。
またまたある夜の事。(事件は夜に起こるんですよね〜)
その日は駐車場の雰囲気がちょっと異様だった。
何か違和感を感じる。
なんだろ?
あたりを見廻すと、見慣れない車が路上に停まっている。
ジープ型のハイラックスサーフ。あれ?これってサーフだっけ?あー、グリルを変えてるんだ。ふーん、名古屋ナンバーなのね。こんな夜中に道に迷ったのかな?
いつもは静まり返っている街中に見慣れない車があるから違和感を感じたんだと、そのまま車に乗り込みエンジンをかけ、アクセルを踏んだ瞬間、「ぐにゃっ」という感触。
「え??? 何これ?」
「なんか踏んだ?」
確認しようにも辺りは街灯もなく真っ暗。
とにかく街灯があるところまで行こうと、走らせるものの、ぐにゃぐにゃ感がつきまとう。
「タイヤがおかしい。」
やっとの思いで街灯の下に車を停め、タイヤを見たら・・・
タイヤがペコペコ!空気が抜けてる!
えーーー!何これー!
釘かなんか踏んだかな?
他のタイヤを見ると、全部が全部タイヤの空気が抜けてる!
「なんじゃこりゃーーー!」
とその瞬間、またあの違和感が襲ってきたんです。
「ん?」
違和感を感じた方を横目でチラ見してみると、そこにはさっき停まっていたサーフがいる!
それもライトを消して、エンジンも切ってる。
瞬間的に「犯人はコイツだ!」って確信したんです。
だけど、助けを呼ぶにも街中に寝静まっているし・・・
携帯電話で上司に助けを求めるけど、駆けつけるまでには時間がかかる。
とにかく、移動するしかない。
そうだ!ボスの家はすぐ近くにある!
とにかくボスの家に逃げこむことにしました。
再び車に乗り込み、アクセルを踏むけど踏み込めない。
気がはやるけど、車が進まない。
あーーー、ホイールがダメになるー。
そんなことを思いながらノロノロと進むと、後ろのサーフがライトを消したままついてくるんですよー。
やっぱりコイツだ!
そう思いながら信号に差し掛かった瞬間、サーフがものすごいスピードで迫ってきたんです。
「やられる!」
思った瞬間、ボスの家の駐車場の入り口が見えた!
ブレーキをかけずそのままイン。
サーフは走り去っていきました。
走り去るサーフのナンバーを必死に覚え、全身震えながらボスの家に飛び込みました。
警察に電話して、来てもらって検証すると「美香ちゃん、これ立件できないよ。ごめんね。」
真似されたら困るから詳しくは書けないけれど、この件に関しては被害届が出せない状態。
悔しい〜〜〜。
車の特徴とナンバーを伝えたら、偽造ナンバーでした。
しかし、警察のメンバーも悔しかったようで...その後、犯人を別件でお縄にしてくれました。
まー、ホントにアルテッツァはいろいろと活躍してくれましたわ。
東京までのタイムトライアルに付き合ってくれたりもしましたしね。(これも書けないな〜(笑))
アルテッツァは6速ミッションで、シフトチェンジがものすごく楽しかったです♪
エンジンの抜けも良かったな〜。
軽快感たっぷりの車でしたよ。
あ。
ライムイエローのボディカラーも気に入ってました。
(ピカチュウ色とも呼ばれてましたけどね〜)
数々の珍事件も過ぎてしまえばいい思いです。