「文化構築・コミュニティ形成」今後の商売に必要な考え方。
昨日書いたブログを読み返しながら、若干(?)支離滅裂だったな〜と反省しているシモサワです。
(だってさ...興奮してたんだもん...)
というわけで、もう少し書き込んでいきますね。
文化構築していくという考え方
今回のセミナーテーマは【文化芸術がビジネスの価値を高める】だから、今年は文化や芸術に触れていこうということなのですが...文化と聞くと、とても高尚なことに感じてしまいます。
文化や芸術に携われる人というのは、特殊な能力を持っている人のことで、私みたいな凡人には縁遠いものなんじゃないかって思っていました。
(こうやって通り一遍等に捉えてしまうのが私の悪い癖ですけど...)
でも、去年くらいから「文化を構築」ということがとても気になっていて、ずっとひっかかていたんです。
今回のエクスマセミナーでその引っ掛かりがちょっと解けた気分になりました。
世間という大きな括りの中で、何か文化を作っていこうと考えるのは、おこがましいし、そんな能力もないって自覚しています。
ですけど、自分のお店の中、あるいは自分のお客さんとの付き合いの中では、作っていくことって可能なんだって思うんです。
自分が持っている強みの部分を活かした人付き合いをし、その環境を確立していくことが「自分自身の(お店の)文化構築」になるってこと。
習慣づいたものが文化の元になる
コミュニティのなかにある「核」が存在し、それが取り巻く人たちの考え方に根付いくことが「そのコミュニティの文化」になると思うんです。
「核」を元にコミュニティ空間の中で自然に通じ合うものが芽生える。
コミュニティには、核となる要素が必要です。
そして、その核となるものの発端は考え方だったり、感覚や感性なんですよね。
中心人物となる人の生き様そのものが「核」となる。
その人の生き様に一貫性が高ければ高いほど、文化として成り立っていく。
で、その「核」に対して、寄せる言動、行動、暗黙のルールみたいなものが作られていきます。
共通する言語があるから、話が通じやすい、とか、感じ取れる要素が統一されているとか、そういうことが発生します。
些細な例でいうと、お店の常連さんは改めて聞かなくても、そのお店の定休日を知っていて、営業時間も知っているということ。
SNSがあることで文化構築が可能となる
文化構築というのは、一人の確固たる想いがなければ成り立たないし、一人だけでは成し得ません。
個人を取り囲む環境づくりを意識することが大切。
その環境づくりは自分をプロデュースしていくって感じかな。
自分自身をプロデュースして表現する場としてSNSを使う。
個人を出すっていうのは、自分の考えを訴えるとか、行動を知ってもらうだけではなく、その表現方法のセンスも大事だなって思うんです。
大事に思うこと。
いいなと思えること。
こういうものの基本要素は同じですよね。
基本要素を言っていたらその他大勢と何ら変わらないし、「わざわざ言わなくても知ってるよ!」となってしまって、受け入れてもらうとかそういうレベルじゃなくなってしまう。
基本要素を自分の感性に乗っけること。
自分が培ってきたものの中に落とし込み、編集して表現するっていうことがその人自身のものとなり、個人要素になると思うんです。
基本要素に自分を馴染ませるとか、シンクロさせるって感じかな。
それが「共感」とか「信頼」とか、好きになるきっかけ」になります。
私はまだその感性やセンスが低いから、こうやって文章にしてみると難しく思えたり、ややこしく感じてしまいますね。
自分が好きになった人や、応援している人のことを思い浮かべてみてください。
そうすれば、ちょっとは分かってもらえるかな〜。
SNSの発達は便利なことをもたらしただけではありません。
理解しやすい、受け入れやすい環境をもたらしてくれています。
それによって信頼度を高めることができますし、仲良くなる質も変わってきました。
人付き合いの質が良くなっているってことです。
質を良くするためには自分自身を磨くこと。
そこに必要なのは「心の質」や「感性を高める」ってこと。
自分の周りとの人達との関係性を深めるって、そういうことなんだよね。
ただただ挨拶を繰り返す、そういったことはもう交流にはつながりません。
気のないコメントは交流にはつながりません。
交流につながらないものは、関係性を作ることとはならない。
本気で人と関わっていくこと。
そのために「心を磨く」勉強が必要不可欠なんですね。
今回のエクスマセミナーでは、セミナー自体からの気づきがたくさんありました。
ですけど、それ以上に気づかせてもらったのは「核を共有しているお友達の存在」から。
エクスマという「核」を共有し合うことで起こる心の現象。
コンテクストを共有しているからこその楽しさ。
「心の底から楽しむ」というのは、計り知れないエネルギーを生み出すんです。
そのエネルギーを元にもっともっと精進したいな。
濃ゆくて、アツくて、とっても充実した2日間でした。
エクスマの核となっている藤村先生に感謝です。