未来予想図を描いて実行できるのは壮年世代。
「今」ばかりに目を奪われていてはダメ。
若い世代、壮年と言われる人たちがやるべきことは先人の思いをつなぎながら、その先の未来の準備をすること。
未来への土壌づくりをすること。
今の若い世代が成長した時のことを考えて準備する。
例えば、いま21歳の男子が36歳になったとき、結婚して、家を建てるとき、はたして屋根材のことまで考えることができるのだろうか。
屋根材に関する情報に関心がなければ、考えることはないだろうし、必要性すら感じないと思う。
でも、いまの彼と知り合うきっかけを持ち、仲のいい友達関係になれたなら、彼は家を建てるときには屋根材のことまで考えるはず。
では、若い世代との共通点をどうやって作っていくのか?
彼らが興味深い分野は?
関心ごとは何?
デジタルを使うとあらかた知ることができる。
そして、彼らと自分と共通するのは何か?
難しく考えるんじゃなくて、自分が楽しいと思ってることを同じように楽しいと思ってる人を探せばいいだけ。
人間が楽しいと思うコトの数には限りがあって、天文学的な数字がでてくるのは、各々の楽しいと感じるポイント。
だから途方もないことをするわけではなく、自分が好きなコトに対する好きポイント解説をしたり、心底楽しんでいる様子を見せればいいってことです。
いまの世代の人たちのことばかりで視野を満杯にしててら、未来なんて作れない。
未来予想図を描いて、そこに対する準備、実行力を持つのは壮年世代ならではの特権です。
準備が遅ければ遅いほど、実行できる時間が少なくなる。
そして、残していきたいものの存続がどんどん危うくなる…
そういうことです。