古ぼけたまま続けていては意味がない。解消するには自らのアップデートが必要。
こんにちは。
シモサワです。
みなさんは友達からのオススメに興味を示したことはありますか?
私はかなり興味津々で、そしてすぐ影響を受けやすいです(笑)
それって、流行り廃りを知りたいからではなく、自分自身への肥やしを増やすため。自分の感性を育てる方法を人から学ぶって感じです。
だから、人の投稿に興味津々ですし、この人は今日は何をしたのかなとか、どんなモノや事に触れたんだろうって思いながら日々ウォッチしてます。
先日、加古川の屋根工事店さんの岡さんの投稿で、ある本のことを知りました。このタイトルの「またまた瓦好きにはたまらない漫画に出会いました。」瓦、漫画というキーワードに反応したんですよね〜。
瓦=和の文化、そして漫画。
どちらも私が好きなジャンル。
で、見た瞬間、調べたらKindle版があったので即買いしました♪
和風ではなく、和の文化に触れる
この漫画は実話をもとにした漫画エッセイ。
作者の山下さんが自分好みの家を建てていく、というストーリーです。
最近の住宅は昔と比べるとあっという間にできてしまいます。そして、家に対する概念も昔とは随分違ってきています。それが良いとか悪いとかではなく、それも時代の流れで起きる現象なので致し方が無いこともあります。
ですが、この山下さんは昔ながらの家「数寄屋」を建てる決心をして、そこに携わる人々、経緯を事細かに描かれているんです。
でね、そこから感じたのは「和風」を好むのと「和の文化に触れ続けていく」というのは違うということ。作られたものには意味があり、和の文化に触れ続けていくことから、自分の在り方を考えていく、文化にはそれに対するヒントがある、そんな印象を受けました。
自分が好むものは自分が大事にしていく。
そういう姿勢がいろんな意味で大切なんだなって思える本です。
相手を気遣う気持ちがこもったものは「真心」、知識だけて振る舞うのは「作法」〈数寄です1 より〉
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年11月22日
なるほど。たしかに立ち振る舞い方を知っているだけではただのカタチづくりになってしまう。カタチには面白みが無い。気持ちを込めるか込めないかで、同じ振る舞いでも実のつき方って変わるよね。
続けていても古ぼけていては意味が無い
私が一番ずーんときた言葉が第参巻にあります。
第35話にある、編集長の言葉の『「古ぼける」ってわかる?』から始まるストーリー。
特に同じシリーズを長くやっていると、同じレベルでやっているつもりでも、何となーく古ぼけてくるんだよ。
今まで以上に努力しないと駄目なんだ。
これからも漫画を続けていこうと思うならね。
これは感覚の話になりますけど、ホントその通りだなって思ったんです。
なんとなく続けてしまうと、結局ボケてしまうって感じかな。進歩がない状態で続けるって怖いなって。
そう感じたとき、藤村先生のこのブログの意味も理解できました。
さらには始めたものは進化させていくべきなんだなってことも思うんです。
感覚とか、感性とか...自分が持っているものを、いつも磨いていこうとする気持ちを持つという感じかな。
そのために、いろんなモノや事に触れ続けていくことが必要なのかな。
そう思うんです。
感覚、感性は自分で磨くもの。そのためにのモノはいろいろあるよね。
でね、今までは本ばかり読んでいた私は今度は映画を見ていこうかなと思うんです。
文中にある編集長が「古ぼけることを解消するには映画を100本見ろ!」って言っているから。
本の中の出来事も確かに大事ですけど、文字って自分の妄想力が足りないと想像が広がりにくいんですよね。そう思いを巡らせたら、、映像化されたものから感じることも大事かな。そこにまた何かヒントがあるのかも。
今まではアクション映画ぐらいしか見ていない私。さらには見ないことをいいことに、テレビが調子悪くても、デッキが壊れても、あまり気にしていなかったんですよね。
なので、まずはテレビを買って、AmazonのFire TV Stickを買おうかなと。(映画館に行くという選択はないんですよ〜。行き慣れていないから(汗))
と、まぁいろんなことを考えさせられた漫画エッセイ「数寄です!」は、和の文化に興味ある方、建築関係の方、そして瓦関係の方にオススメです♪
加古川の瓦屋根工事店の岡さんの投稿で知った、漫画エッセイ「数寄です!」に夢中です。作者の山下さんの日本の和の文化に対する想いがステキ。そして瓦関係の方にぜひ読んでいただきたいのは、建築家の蔵田徹也さんのコラム。こんなにも瓦を愛してくれる建築家さんがいます。特に3巻は必読です。 pic.twitter.com/zjn5KpTh9l
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年11月25日
それでは、また〜。