SNSは操作方法を覚えることがゴールではなく、ここからがスタートなんです。
こんにちは〜。
シモサワです。
12月も10日を過ぎるといよいよ年末モードに入ってきますね。いろいろなサイトやサービスの「2016年のまとめ」的なことが目に入ってくることが多いです。
そして、忘年会シーズン真っ只中ですね〜。
みなさん、飲み過ぎには注意してくださいねっ。
さてさて、今日のブログは私の近況報告です。
昨日は浜松市天竜区佐久間町浦川にある、ヘアーサロンノリモトの乗本さんのところで発信ミーティングをしてきました。
SNSは操作方法を覚えることがゴールではなく、ここからがスタートなんです。
今年の夏ぐらいからSNS発信の成果がどんどん出ている乗本さん。
私の講座で事例にさせていただいているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
正直なところ、ここまで愚直にやり続けられる方って少ないんですよね。そして、人付き合いに対してとってもマメな方だからこそ、コミュニケーションツールであるSNSの相性がとてもいいんです。
だから、ちょっとした自分なりのコツさえ掴んでしまえば、SNSの使い方レクチャーなんていらなくなってしまうんです。
なので、秋以降はSNSの使い方レクチャーというより「何をしたらお客さんに喜んでもらえるのか?」「どうしたらもっと楽しんでもらえる事ができるのか?」を中心とした発信ミーティングをさせてもらっています。
お客さんとその商売を一緒に楽しんでもらえるようにしていくのが商売繁盛のもと。
今回は到着した途端、店内のPOPレイアウトの調整からスタート。
#フィフティーズな床屋 ポップの製作中!これから益々お客さんとの会話に花が咲きますよ。#ポップ製作 pic.twitter.com/zeO1xLYOw4
— 乗本和男[フィフティーズな床屋の店主] (@tokayanori47) 2016年12月12日
じつは個人店には売るための商品紹介のPOPなんて、必要ないんですよね。
だって、直接会話できますもん。だから必要と感じているお客さんかどうかの見極めもしやすいし、進めるタイミングだって計りやすい。
ですけど、乗本さんの場合は物販目的で商品をおいているわけではないんですよね。
自分が出会った商品に自分が惚れ込んじゃって使いたくなったから、せっかくならお客さんにも使って欲しいな。さらには、販売用のポスターが欲しいから(笑)取扱を決めた。そんな些細な理由なんです。あ、ちゃんと成分とか、機能性とかそういうプロ目線での商品の見極めもモチロンしてます。
そういうのを全部ひっくるめた上でお客さんにすすめるんですけど、その勧め方は自分の近況ゴトとして話していくものだから、「まさかこの人は買っていかないだろう」と思っているお客さんまで買っていってしまうですって。
で、売れ始めるとヘンに意識しちゃって、脱線しちゃうんですよね。
その経緯はこちらのブログを読んでいただくと分かるんですけど...
先月、乗本さんが「結構売れたので、このPOPは変えたほうがいいですかね?」って言うものだから、ついつい私はちょっと怒っちゃったんです...
「売れたらこのPOPは用無しってことですか?このPOPを外したら、この商品を買ってくださった方が、この商品についてなにか聞きたいことがあったときとか、この商品の良さを語りたいときのきっかけってどこから見い出せば良いんですかね?」って。
お客さんが乗本さんを選んでいる理由って「乗本さんとのコミュニケーション」に尽きると思うんです。
だからもっとコミュニケーションしやすい環境にするのが大事だなって思うんです。
些細な事でも言いやすい環境にしておく。
乗本さんのお店のPOPはそのためのものなんです。
そんなわけで、椅子に座ったときの目線を配慮したり、お会計のときの目線、入店、退店時の目線を考えて圧迫感を感じないよう、見やすくなるよう配置を変えました。
出来上がりはこんな感じです♪
#フィフティーズな床屋 の店内の様子。好きなモノに囲まれている空間ってステキ♪それを共有できるお客さんがいるって、もっとステキ! pic.twitter.com/fhpjhkpmmH
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年12月12日
SNS発信はリアル行動への接触ポイントを作って、関係を育てていくもの。
過去の私もそうだったんですけど、SNSで発信する=見てもらえるもの、見たら行動してもらえるものと考えてしまいがちなんですよね。
でも、実際はそうじゃないんです。
SNSの発信ってさ、見てもらうためだけにするものじゃないんだよね。その内容を通して自分自身を知ってもらう、感じてもらう、そんな感じ。そしてそこで言葉を交わすことでお互いの関係を育てていく場でもあるの。気持ちを育て、関係を育てる。育てるから継続が必要ってこと。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年12月11日
人は行動するということに対して慎重です。
ましてや、よく知らない人の投稿を見たからといって 行動動機が起こるはずもないですよね。
かたや、自分が尊敬している人、大好きな人、仲がいい人の投稿には必ず反応してしまうし、その人たちが「何かやるよ」となれば、そこに行こうとしたり、買おうと思ったりするもの。そしてそこには、ウンチクや理屈なんていらないんです。
SNSで発信するというのは、自己アピールをするということとはちょっと違うもの。
個人を出すっていうのは、日常の見たまま、感じたままを表現すればいいと思う。リアルのときだってそうでしょ?親しい人、仲いい人に話しかけるときに、自分が見たこと、感じたことから始めるよね。作り話、空想ごとでは話は膨らまないよね。だからそのままを表現するっていう意識が大切だよ。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年12月9日
SNSの発信ってさ、見てもらうためだけにするものじゃないんだよね。その内容を通して自分自身を知ってもらう、感じてもらう、そんな感じ。そしてそこで言葉を交わすことでお互いの関係を育てていく場でもあるの。気持ちを育て、関係を育てる。育てるから継続が必要ってこと。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年12月11日
自分のリアルな行動や感じたことをネタとして、それを聞いてくれる人と交流を深めていく、その交流が相手にとってリアル行動のもととなるべく気持ちが育っていく。 SNSにはそういった役目があります。
そもそもの商売繁盛の秘訣は、その商売をもとにいかにお客さんに楽しんでもらえるかということ。そして、お客さんと一緒に楽しむという精神がとっても大事。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2016年12月13日
昨日のミーティングを終えて、商売は相手あってのものだということを実感します。
お客さんあっての商売。
お客さんの気持ちを汲んで、お客さんにもその商売を楽しんでもらおうって考えることがとても大事なんだと思います。
そのためにはまず、自分が自分の商売を楽しまないとね。
ご自身の商売が楽しくて仕方がない乗本さんの姿を見て、感じたのはそんなことを感じました。
でね、来年はこの楽しみをもっといろんな人と共有したいなということで、リアルなイベントを考え中です。詳細が決まったら乗本さんからお知らせがあると思います。
フィフティーズナイトに興味にある方は、乗本さんのSNS発信やブログをお見逃しなく〜。
それでは、また〜。