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元スナックママ 下澤美香のSNS活用術

「ママだからこの店に来るんじゃん!」その言葉に素直になれなかったあの頃。その時間も私には宝ものです。

こんにちは〜。
シモサワです。

以前はスナックのママをしていました。

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って...何度も聞いているからしつこーーー!って思われるかもですけど、離れて3年。当時を思い出すといろいろあったけど、業界には25年いたし、スナックという、あの空間はやっぱり好きです。

ときどき...「また復活させようかな〜」なんてこともよぎります。

でもねー、病気してそれまでの無理がたたって、後遺症が出ちゃってお酒が飲めない体質になってしまったのでね、以前のようなスタイルではもうできないんです。
当時のお客さんたちにとても残念がられるけど、その希望に応えられない、それがすっごく申し訳なくて。
と、自分なりに責任を感じていたんです。

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でもね、当時のことはいつも思い出します。

楽しかったこと。
ツライなって思ってたこと。
ありがたかったこと。
いんぶりかいたこと。(むくれるってことです)

私ね、お客さんと言い合いとかしちゃうんです(汗)
それもかなりの本気度で。(接客業なのにダメですよね〜)

それでも...お客さんはいつもと変わらず来てくれる。

あの当時のお客さんたちの口癖は「ママがいるからこの店に来るんじゃん!」でした。

でね、私はその当時、その意味をちゃんと理解できていなかったなって、今になって思うんです。

私の采配がないと店が回らない。
私が店にいないとお客さんは来てくれない。
完璧な仕事をこなしているから、来てくれているんだって。

そんな風に取り違えてたなって。
お客さんのその言葉に対する気持ちに素直になれなかったんです。

「ダメなママでも、ママはママじゃん。」とも言ってくれてたのにね。

店っていうのは私が作った空間、私の世界観で囲まれている場所で、私の思いが詰まった場所。結局は私の思いに賛同してくれていたってことなんだよね。

それなのに、自分勝手な自分の理想像を追いかけて、お客さんにも押し付けていたなって...それでも、それでいいっていってくれて...思い出すと顔から火が出そうなくらいです(;^ω^)

本当に恵まれていたんですね、私。

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あのときにはもう戻れないけれど、あの時間、あの気持ちは私の宝ものです。
その宝物をもっと実のあるものにしていきたいな。人の気持ちの素晴らしさをもっといろんな人に感じて欲しい。

お客さんとの時間は宝もの。
しまいこんでおくのではなく、みせびらかさないとね(笑)

今日はなんだかそんなことを思うのでした。
それでは、また。