藤の花は下へ下へと花開く。
おはようございます。
ゴールデンウィークが終わって今日から仕事再開です。休み明けは何かとバタつくので、抜かりないようにしないとなって思います。
さてさて、仕事に対する環境っていろんなことがありますよね。
その仕事で関わってくる人っていろんな人がいます。
お客さんだけではなく、その仕事をサポートしてくれる業者さん、従業員さん。
今の私は単独で仕事をしているので、上司も部下もいませんが、仕事の規模が大きいほど関わってくる人たちが多くなりますよね。
若い頃の私は十数人いるお店や会社で働いていたんですけど、その関わる人たちに満遍なく気を回すということができていませんでした。
だから衝突も多かった。
特に部下系の子たちには指示するばかりで、その子たちの人柄を見るということをしなかったんですよね。
その頃はかなり上昇志向が強かったから、上の人の行動しか見れなかったんです。
あるとき、占い師さんみたいな人にこう言われたことがありました。
「藤の花のように下へ下へ向かって花を開かせなさい。そうすれば見上げてくれる人がいるから。その人たちこそあなたの力になるから。」
当時はよく意味がわかりませんでしたけど...確かに、部下系の子たちをないがいしろにしていたなと反省しました。
反省したけど、どう振る舞っていいかわからなかったな。
あれから15年以上経ってますけど、藤の花を見るたびにあの言葉を思い出します。
そして、その言葉の意味をまた考えるんです。
下を見るというのは自分の足元を見るということをでもあるし、過去を見るということでもあるし、視野に入っていないことに気づくという意味もあるのかなと思います。
咲くというのは、華美さを見せるのではなく、優しく接することなのかなと。
助言や指摘されたことというのは自分が気づいていないことだったり、足りてないことなんですよね。でも、それが直ぐに治るわけでもなく...こうやって何度も何度も繰り返し思い出すことで修正していくものなんでしょうね。
治すことも大事だけど、大切なのはその言葉を忘れずにいることだと思います。
さ、今週もハリキっていきますよー。
それでは、また。