機械を生きもの扱いすると馴染みやすくなる。
こんにちは。
「モノ」を擬人化して話すことが多い、下澤です。
こんな出だしじゃ、「なんじゃそりゃ?!」と思われるかもしれませんね〜。
私って、2年ぐらい前までは超デジタル音痴で、パソコン操作はろくにできないし、パソコンの仕組みもよくわからない、ましてやインターネットの仕組みもよくわからないような状態でした。
ですが、どうしてもFacebookを使ってみたかったし、ブログを書いていかないと周りについていけない...そんな思いがあってめっちゃ勉強しました。
でもですね〜、頭が堅いから、慣れない用語を聞くと理解するまでに時間がかかったり、用語を調べているうちに、そもそも何を知りたくて調べていたんだっけ?
そんなこともしばしばありました。
何より機械モノって、何か知らないところを触ったら壊れちゃうんじゃないかなっていうことが気が気でなかったんですよね〜。
治し方を知らないから、壊したくない。
壊したくないから、あまり触れない。
そういう気持ちが強かったです。
でも、使い方をいろいろ聞いていくうちに、そんなにあっけなく壊れることはないということを知って、(乱暴に扱えば別ですよ〜)さらには、機械だって完璧なものじゃないというようなことを知ってから、使い方への概念が変わってきました。
機械とか、仕組みとか...そういうものもタイミングみたいなものがあって、たまたま動かないとか、そういうことがあるものなんだなって思うようになったんです。
そうすると、じぶんの使い方が悪いのか、たまたまなのかっていう選択肢が出てくると、その不具合の対処法に焦ることがなくなるんです。
ちょっとわかりにくいですよね。
えっと、若いころ精密会社にいたんですけど、気温の差で機械の動きって変わってきます。設定した数字を入れても、規格内のものができないってことがあります。
さらには、久しぶりに動かすようなものは、その動きに慣れるまでの機械設定をつきっきりで見てなきゃいけない場合もあるんです。
これを人間の動きに例えてみると...
寒い時、体っていきなり動かないですよね。
いきなり激しい動きができないから、ウォーミングアップとか必要ですよね。
動き過ぎたら、疲れますよね。
そういう感じで、機械や仕組みを見てあげるといいかな〜って思ったんです。
うまくタイミングが合わなくて操作ができなかったりすることって、たまにあります。
そういう時は「機嫌が悪いのかも」っていう表現を使ったりします。
Facebookの使い方の説明するときも、専門用語を言ってしまうとそこで難しく感じてしまう方がいるので、「Facebookっていうのは、こういう動きをして、こういうことを考えているんです。」みたいな、あたかも人のように動いているような表現にすると、「なるほどね~。」という言葉をかけてもらえます。
機械としてみてしまうと、「自分とは違う異質なものだ」と思い込んでしまって、使い方が面倒だってなりがちです。
でも、自分が使っていく相方としてみてあげると、仲良くというか...一種の愛着みたいなものが出るので、使いやすくなっていくんじゃないかなって思います。
ここのところ、「使い方一つにしても言葉が分からないから、使いにくかった。」というお話を聞く中で、人間の動作なりにお話させてもらって、「なんだ、そんなことなのね。難しく考えすぎてたわ。」ということを聞きながら思ったのは、
機械を生きもの扱いすると、馴染みやすくなるんだなってこと。
パソコンも、スマホも自分の気持を表現するものですから、仲良く使っていくのが使い方のコツだと思います♪