SNSでお客さんを増やそう♪

元スナックママ 下澤美香のSNS活用術

発信内容は「説明」するのではなく、「表現」していくことを意識すること。

こんにちは。
シモサワです。

お客さんとのSNS発信ミーティングをするとき、私はSNSの操作方法よりも「SNSを使って何をしたいのか」ということを先に決めてもらうようにしています。即決できなくても意識してもらう。考えてもらう。
ここが固まらないと操作方法も、機能も覚えられないし、身につかないんですよね。
そして、目的意識がない状態でやっても全然楽しくない。楽しくないからやる意味が見えなくなっちゃうんです。

「誰」と「どうなりたいか」

ここをね、気にするようにしてもらってます。

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「誰に」を意識していないと発信内容が説明書きになってしまう。

あるお客さんの発信内容をみて「これって説明だよね〜」って思うことがあります。
説明って、心が惹かれないんですよね。「ふ〜ん」ってスルーしちゃう。

【説明とは】
よくわかるように述べること。ときあかして教えること。 「使用法を-する」 「事情の-を求める」 〔近世の中国語からの借用語。類義の語に「解説」があるが,「解説」は既知の事柄について,細部に至るまでよくわかるように述べる意を表す。

説明とは - 短編小説作品名 Weblio辞書

事細かにその場であったことを報告したとしても、見た人にとって自分ごとにならなければ気に留めてもらえないってこと。気に留めてもらえない発信は交流につながらないので、せっかく発信しているのに...もったいないな〜、そう思うんです。

でね、なんで説明書きになっちゃかというと、その内容を届ける相手像ができていないからなんです。その内容は届ける相手のどんなリアクションにつながるか、その言葉で相手は振り返ってくれるか、そうい配慮がないから説明になっちゃうんです。

f:id:mika-shimosawa:20170107141854j:image(本日も晴天なり(笑))

発信には物事から起きたことを「表現する」という意識を持ったほうがいい

私ね、表現するっていうのは自分の感情や感覚を膨らめたものだって思っています。自分の知識や経験から沸き起こってくるもの。

【表現とは】
内面的・精神的・主体的な思想や感情などを,外面的・客観的な形あるものとして表すこと。また,その表れた形である表情・身振り・記号・言語など。特に,芸術的形象たる文学作品(詩・小説など)・音楽・絵画・造形など。
表現とは - Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ) Weblio辞書

だから、表現を豊かにしたいなって思ったら、足す努力をすればいいと思うんです。本を読んだり、映画を観たり、日常ごとにもっと関心を寄せたり。できることなんてたくさんあります。

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でね、自分の感情を入れた表現がないと、人との交流って成り立たないんです。でも、感情っていってもネガティブ、ポジティブとあるようにいろんなタイプの感情がありますよね。

自分の経験からいうと、ネガティブ感情は同情を誘うけど共感は起きにくいです。ポジティブ感情は共感が起き、さらにはそれを膨らませることができます。
じゃあ、いつもポジティブでいられるかというと...にんげんだもの。そういつも、いられないこともありますよね。でも、それは自分の都合だから自分でコントロールすればいいだけのこと。

自分の商売を知ってほしい、広めて欲しい、そう考えるのなら、どういう感情表現を出せば良いのかっていうのはお分かりいただけますよね〜。

日常から楽しみを見い出すだけで表現ってできる

昨夜遅くに前回のエクスマ塾生限定セミナー、エレメントEのメモを振り返りながらまとめていたんです。

ありふれた日常。そこに自分なりの楽しみを見い出せば立派な文章になる。このやり方をすれば誰もが自由に文章で表現できる。

個人の見解を出すのを恐れてちゃいけないな。そう思ったんです。
個人の見解を出すのを恐れてしまうのは、他人の見解によって自分の見解が崩れてしまうかもっていう気持ちがあるからなんですけど、人は人。感じ方はそれぞれ。そこの割り切りをすればいいだけなんです。

生まれながらに美しいものなど存在しない
美の標準は人間の感情によるもの
同じ人でもその時々で感情は異なり
美の標準も異なるものである

正岡子規

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自分の感覚、感情に対する根拠を持つ。
それが個人の見解、表現になっていくし、それがあるから人は関心を寄せてくれる。

だから、説明書きではなく表現するという意識が大事。

こういった根本的なことを考えていくことで、FacebookTwitterなどのSNSの立ち位置、ブログの立ち位置を決めていける。
デジタルの世界は本当に奥深いもの。

深く、ゆるく、そしてコツコツと。そんなことが大切なんだと改めて思うのでした。