自主開催講座「スマホde情報発信講座in名古屋」を終えて。
昨日は名古屋でSNS講座「スマホde情報発信講座in名古屋」を開催しました。
去年の1月のから始めた「スマホde講座」シリーズ、回を重ねるごとにいろんなことが変わってきたなって感じます。
まず、デジタルを使うということに対しての気持ちの変化。
FacebookやTwitter、InstagramのSNSやブログ、ホームページ...デジタル上で使えるツールの種類が様々あるんですけど、使い慣れいていない段階ではそれに対する見方がある意味偏見があります。使う言葉も違うしね。
デジタル上で使えるものを「ネット」と括って、「ネットのことはよく分からない」と敬遠する方が多かったんですよね。だから、最初はSNSの仕組みとか、ブログの役目とか、ホームページの立ち位置とか、そういった内容でした。
でも、この一年を通して感じたのはネットの使い方はなんとなくわかってきた、その必要性も感じてる、Facebook、Twitter、Instagram、ブログという、各名称も馴染んできたのかなということ。
敬遠する気持ち、警戒する気持ちっていうのが薄れてきた、そんな印象を受けます。
じゃあ、実際に使っていいくのにどうすれはいいか?
デジタル上の機能や仕組みっていうのは、覚えるというより「慣れる」ものなんです。頭で覚えようとするとなかなかうまくいかないもの。
だから、デジタル発信をしていこうと考えるならまず、「何がしたいのか?」っていうことを決めるのが必要なんです。
この「何をしたいのか」っていうのはなかなかクセモノで...漠然とした決め方、例えばの「売上を上げたい」って考えてしまうと、売り込みばかりの内容になっちゃいます。売り込みって、デジタル上では嫌われるんですけど、そもそもなんで売り込みが嫌われるのかって言うことがわからないと、その理屈が理解できないんですよね。その空気感の理屈をまず知らなきゃいけない。
そのためには一個人として、デジタルという場に参加してみなきゃわからない、そういうものなんです。
じつはSNSの使い方って、心構えというか、気持ちの持ち方の話になってくるんですよね〜。
だから何度もいろんな角度で見方を変え、切り口を変えて話をしていかないとなかなか理解してもらえない。
ま、そりゃそうですよね、私も若い時に教えられたこととかって、なかなか崩せないし、「売り方はこういうものだ」って思い込んでたこともあるし、それをいきなり崩して発信しましょうっていうのも無理な話ですよね。
ただ、自分が教えられた時代背景と、今の時代背景はかなり違っています。
まずはそこに目を向けられるか、どうか。
目を向けて初めて、新しい道具がもたらす新しい風習を受け入れる気持ちが出てくるんでしょうね。
私がそう思うきっかけとなったのは、エクスマセミナーに参加して、そこからずっと藤村先生の話を聞き続けてきたから。
昨日集まってくださった方々のほとんどは、何かしらの形でエクスマを知っている方たちでした。だからとて話しやすかった。
逆にエクスマの考え方を理解してなければ、こうやって講座の開催もできなかったんだろうな。そんなことを思います。
結局のところ、SNSやデジタルツールというのは個人と個人を結びつけるもの。個人の考え方、センス、生き方に共感して、興味を持つようになって、そしてそれが反映されているその個人の仕事に対して共感、興味が出るってことなんですよね。
この感覚は今の時代だから芽生えたわけでなく、もともとそういうものだったけど時代によって表現とか目につくモノが変わっていた、そういうことなんだと思います。
これからはもっと自分の感覚に敏感になっていくことが必要になってくる、そういうことなんだと思うんです。その各個人が感じたことを深く感じる必要がある、それって人間クサイ部分をもっと大切にしていいってことなんじゃないかな。
人の気持ちって、ゆるゆるといろんな影響を受けて、気がついたときには大きな変化を起こしていくものです。そのゆるゆるさにもっと敏感になってみる。
そうすると、SNSやデジタルの使い方っていうのを理解できる、というか、自然に身についていくものだって思います。
でも、一人でそれをしていこうとするとなかなかシンドいですよね。
となると、理解し合える仲間がいるとやりやすい。
今後の講座はそういった要素も取り入れていこうと思います。
次回の開催はまだ未定ですけど、準備を進めていきますね。