2017年4.12 麻績神社の「舞台桜」が満開になりました。
今年は春の訪れが遅かったですねー。
昨日の大雨がやんで、やっと南信州の桜が満開になってきました!
家の近くの小学校の桜並木、桜トンネルが完成しました。
麻績(おみ)神社の「舞台桜」
飯田市座光寺にある麻績神社。
そこには樹齢350年の一本桜があります。
この桜は「舞台桜」と呼ばれています。
神社の隣りに、旧座光寺麻績学校校舎(舞台校舎)があり、1階が歌舞伎舞台として造られています。その前にこの桜があるので「舞台桜」と呼ばれているんです。
旧座光寺麻績学校校舎は1875年(明治6年)に建てられたもので、昭和59年まで小学校として使用され、長野県内最古の木造建造物なんだそうです。
この小学校の最大の特徴は、普段は校舎として使われ、必要な時は歌舞伎舞台になる構造になっていて、こういった建築構造は全国的にも珍しいそうです。
日本唯一の珍しい品種「半八重枝垂れ彼岸桜」
この舞台桜はしだれの八重桜なんですが、普通の八重桜とは品種が違うんです。
花の開き方にバラつきがあり、花によっては花びらの数が5~10枚と違ってきます。花ごとにバラつきがあることから「半八重」と呼ばれているもので、この現象は突然変異によるものだそうです。
舞台桜は「半八重」と「枝垂(しだ)れる」という二重の突然変異が起こってできた貴重な桜として、2011年3月22日、飯田市指定天然記念物になっています。
350年という長い年月をかけて咲き続けている舞台桜。
今年もその姿を見ることができて嬉しいな。
今年も桜スポット巡りを楽しんでいきますね♪