価値を売るために必要なことを学んできました! 〜「安売りするな!価値を売れ!」出版記念セミナーより〜
そもそも...価値って、何だろう?
この答えがずーーーっとわからなったシモサワです。
答えがわからなかった理由は、「価値はモノにある」と思っていたからなんです。
商売の価値はお客さんが感じてくれて初めて存在するもの。
そう理解するようになったら、それに対し必要なことがだんだんわかるようになってきました。
「安売りするな!価値を売れ!」
「安売りするな!価値を売れ!」とは5年前に出版された藤村先生の本のタイトルです。
このタイトルをみたとき、「安売りしても良いことはない」ということは理解していたんです。でも、価値を売るということがわかりませんでした。
当時、スナックを経営していたんですけど、カタチのないものを提供してお金をいただく商売に対して、スナックの価値がわからなくて...結構悩んでいたんです。
ちょうど体を壊していたこともあって、悩みは深まるばかり。
物販できない状態に苛立ちみたいなものもありましたし、少し疎ましくも思っていました。
でも、エクスマを知って...「価値」の在り方を考えるようになって...モノを売っていないのに、モノ売り視点でいたから、価値の在り方に気づけなかったということがわかりました。
2017出版記念セミナー in Tokyo
その「価値」に対して考えるきっかけとなった「安売りするな!価値を売れ!」の改訂版が7月13日に発売されます。
昨日はその出版記念セミナーに参加してきました!
#エクスマセミナー 今回のオープニングはThe BeatlesのHelp!
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
The Beatlesの活動のお話からスタートです。
価値の基準を変えること。
価値は時代とともに変わるものだから、と。
自分はどんなことに価値基準を持っているのか。見直して、自覚して、変えてかないと。 pic.twitter.com/zdSvWhv3Xn
今回のオープニングはビートルズのお話からスタートでした。
ビートルズの活動の軌跡から「価値は時代とともに変わるもの、それに対し基準を変えていかないと時代に合っていかない」とのことなんですけど、そもそも自分の基準がわかっていないと、何を変えればいいのかわからないですよね。
自分の軸にあるもの、自分が持っている価値基準は何なのか。
そこを自覚することが変革の第一歩なんじゃないかと思います。
「スキルやノウハウは時代とともに変わる」
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
時代は紙販促からSNSへとシフトしている。
紙はスペースが限られ一方通行。
SNSは回数を重ねるとこができ、双方向。
いかにお客さんとコミュニケーションがとれるかどうか。それが今後の商売の課題。#エクスマセミナー pic.twitter.com/FkEWXbcyEF
自分のお客さんは、その商売にどんな価値を感じていてくれているのか?
それを知る手立ては「コミュニケーション」しかないと思います。
コミュニケーションを重ねていくことで、「こんな風に感じてくれているんだな」とか「こんな風に頼ってもらえているんだな」っていうことを知る。それが価値だと思うんです。
知るからそれに応えていける。
商売はそれを積み重ねていくことだと思うんです。
価値を伝えるのに必要なのは「お客さんの気持ちを察すること」から
動画で工具のコトを伝えたかった、てっちゃん。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
工具は使い勝手が大事だけど、文章ではなかなか伝わりづらいと感じたから。動画は動き、音、声、感情、雰囲気を伝えやすい。そこにはエクスマの基本「誰が」「誰に」「何を伝えて」「どうして欲しいのか」を忘れてはいけない。#エクスマセミナー pic.twitter.com/tH6tgMueED
ゲスト講師の一人目は、ファクトリーギアという工具屋さんのエリアマネージャーをしている澤山さんこと、てっちゃん。
てっちゃんは、文章や写真では伝えきれない、工具の動きや音をお客さんに伝えたくて動画で伝えるようにした経緯をお話してくださいました。
「伝える」というのは説明では成り立たなくて、その人にとって何が必要なのか?ということを考えなくちゃできないことだと思います。
てっちゃんは、お客さんにとって必要な情報はなんだろう?まずそこを考えて、情報内容を考え、さらにはより伝わりやすくするために「顔を出す」ということで、親近感を意識するようにしたとおっしゃってました。
結果、お客さんとの関係性ができ、さらには自分の好きなことも取り入れたイベントも開催するようになって、楽しい仕事ができているそうです。
親近感を重ねていくことで、信頼ができ、安心感が出るから「てっちゃんから買いたい」につながっているんだと思います。
お客さんとの経緯を話している、てっちゃんの嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。
伝え方の重要性、伝え方の工夫を考える
ゲスト講師、二人目はVMDコンサルタントの藤井さんこと、MATT(マット)
「価値は伝え方で変わる」と藤井さん。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
藤村先生の夜景の見えるレストランの事例から、伝え方を変えるだけで売り上げは上がることに気づいて、伝え方が大事と。
ホント、伝えるという行為はとても大切。ここをちゃんと考えていきたいな。#エクスマセミナー pic.twitter.com/XQ54dBYZN9
藤村先生の事例から「価値は伝え方で変わるもの」だと気づいた藤井さん。
そもそもVMDというもの自体、五感に対し伝わる表現をしていくものなんだそうです。感覚に訴えかけるもの。
伝え方の工夫で、伝わり方が断然変わる。
伝わらないのは工夫が足りない証拠。そもそも伝える要素や、自分自身が見えていないからということもあるんだと思います。
趣味と仕事と区別しなくていい。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
趣味を置き換えて考えるだけでビジネスの気づきになる。
身の廻りにあることをどんどん置き換えて考えてみることで、伝え方のヒントになる。
村上春樹が大好きな藤井さん。
今回のテーマと「村上春樹に学ぶビジネスの気づき」ですもんね。#エクスマセミナー pic.twitter.com/YNAW1Apm4U
伝える工夫を見つけるためには趣味と仕事を区別しないこと。
区別していたら、感覚ごとは理解しきれませんものね。
最後に朗読が入ったのは、村上春樹が好きな藤井さんならではですね~♪
今回のゲスト講師のお二人は3年前のソーシャルリーダー2期、2年前のウルトラエヴァンジェリストコースで同期として、一緒に学ばせていただいてます。
なので、今回は気持ち的に応援もしたかったんです。
お二人の話はとても、とても参考になりました!
ありがとうございました^^
価値は「人が在ってのもの」
#エクスマセミナー 休憩時間を挟んで再び藤村先生のお話。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
SNSは革命的なもの。
無料で情報を届けることができる。
忘れられにくくなる。
コミュニケーションができる。
これらがもたらすコトはやっている人しか実感できない。SNSをやらないという選択は損してると思う。 pic.twitter.com/UIyIOtb01T
人とのつながり方を見直す。
— 下澤 美香・街の社長の家庭教師 (@itan6053) 2017年7月6日
いきなり仕事でつながろうとしないこと。SNS時代のいま、趣味でつながることの方が信頼を得やすい。
だから個人的な要素を出すことが必要。個を出す環境はもう整っているのだから。#エクスマセミナー pic.twitter.com/RLWvwymQNC
私はSNSは人同士の気持ちをつなぎやすくするものだと思っています。
人の気持ちが汲みやすくなるもの。
いままで疎遠になりがちだった関係、その場限りの関係になりやすかった人付き合いを継続させていけるもの。
だから、SNSを使うと気持ちを近づけやすくなるんです。
気持ちが近づくから...価値も感じてもらいやすくなる。
そういうものだと思っています。
ただ、そこに行き着くには今までのような付き合い方をしていたらできないし、そもそも自分自身を知ってもらえない状況のままでは成立しませんよね。
だから個人的要素をどんどん出していかなきゃいけないってことです。
こういう見解を持って、自分なりの指針ができたのはエクスマがあるから。
藤村先生がいて、そこに集まる仲間がいて、サポートしてくれる講師陣の方がいるから。
エクスマセミナーはビジネスセミナーですけど、堅苦しさは一切ないのにとても深い話しが飛び交う時間なんです。こうやって楽しく学べるから、大切なこと、必要なことをどんどん知ることができます。
知らないままだったらどうなってたんだろ...私。
お客さんが寄せてくれる気持ち。
それこそが「価値」。
これからもお客さんが寄せてくれる気持ちをどんどん集めていこうと思います。
それでは、また!