ブログには専門的な内容と日記的な内容、どちらを書くのがいいのか?
商売の運営に「情報発信」をしていく、ということも必要な時代になっていますよね
そもそも、情報発信とはどんな内容にすればいいのか?
SNSといっても、何を使えばいいのか?
とりあえずやってみているけど、思ったような効果が感じられない。
情報発信に関するお悩みは多々ありますよね。
私もお店をやっているときは、本当に悩ましいことばかりでした。
悩みはあっても、相談できるところがない。
そこが一番のネックでした。
ま、何をどう相談していいのか。その相談内容すらも明確にできない状態でしたから、いま思えば、その悩みは、悩むことに悩んでいたのかもしれません。
とはいえ、何にしても新しい取り組みには水先案内人的な存在、親身になって相談に乗ってくれる人が欲しくなります。
だから、そういう人になれたらいいなと。
そう思って、日々のSNSコンサルの仕事をしています。
さてさて、私が担当しているお客さんには、ブログを書くことをおすすめしています。
初期段階では、自分の活動をじっくり振り返ってもらうため、という要素も含んでいます。慣れてきたら、自分のスタイルや考え方、専門的な内容など、ストックできる内容にシフトしていきます。
発信は、何かあったときの特別なものにするのではなく、日常的な流れに取り入れること。これがとても大事だからです。
とはいえ、続けていくにしても疑問って起こります。
「こんな内容でもいいのかな?」って。
ブログは書いてすぐに反応があるものもありますし、いまさらこんな記事がなんで出てくるの?っていうこともあります。
自分のその日の気分と、読んでくださる方のその日の気分が必ずしも一致しないということもありますけど、人の気持ちが反応することなので、その反応にはあまりこだわらなくていいんです。
こだわるべきは「誰に知ってもらいたいか」ということですね。
私はこのブログ記事は、自分の担当するお客さんに読んでもらいたい。そう思っています。
だから、そのお客さんに対するメッセージだったり、そのお客さんが必要としているノウハウ記事を書いてます。
はてなブログには、アクセス流入元による各記事へのアクセス傾向があります。
これを見ると、ある傾向が伺えるんです。
GoogleやYahooからの流入はノウハウ記事が主です。
その内容が知りたい、と思う人がその内容に対する検索をかけて、私のブログに辿り着いてくれているということです。
問題解決さえできれば、いいって感じ。その後のお付き合いとか、そういう目的はほとんど発生してないです。
(ま、これは私の人間性の問題でもありますけど...(汗))
それに比べて、FacebookやTwitterなどのSNSのシェアからは、直近の記事を読んでくださる方が多いです。内容というより、私が何をしているのか、何を考えたのかというところを見てくださる方が多いんです。
人となりを目的として読んでくれているってことなんですよね。
となると、お付き合いにもつながりやすいってことです。
ブログには専門的な内容と日記的な内容、どちらを書くのがいいのか?
それは、どちらも書いたほうがいいです。
ですが、そこには「誰に届け、その人にどうしてほしいのか?」という、目的意識を持つことがとても大事で、そのブログにはどういう人がどういう目的で訪れてくれているのか、ということも知っておいたほうがいいです。
発信は単なる作業ではなく、人の気持ちに届けるものですから、人の気持ちの動きを知りながら取り組んでいくことが必要ってことです。
だからこそ、決まりきった答えがなく、そのとき、その相手によって表現を変えたり、工夫したりする。それを面倒くさいと思うか、面白いと思うか、が分かれ道になるんだと思います。
私は、それがたまらなく面白いなって思いますよ。
人あっての、この世の中ですから。
それでは、また。