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元スナックママ 下澤美香のSNS活用術

言葉の表現は気持ちに作用するもの。大切に使いたいですね。

言葉の意味はよくわからないけれど、なぜか心に響く。
なんとなく、その情景を感じることができる。

そういう言葉に出会うと、自分の普段の言葉遣いはその情景を思わせるものを使っているんだろうか...

本や漫画を読んでいると、いろんな言葉に出会います。

自分が使い慣れている言葉には引っかかりを感じないのですが、使い慣れていない、でも、その情景は感じることができる、そんな言葉に出会うと、ちょっと感動します。

 

気持ちが高まるというより、静けさの中にあるものを感じられるとか、感覚の表現の新たな発見というか。

そうそう、歌の歌詞でもそういうことがあります。

 

「寂寞の思い」なんて、日常ではあまり使わないですよね。だから、意味もよくわからない。でも、フレーズがとても響いたので、調べてみました。

寂寞(せきばく・じゃくまく)

ひっそりとして寂しいさま。
心が満たされずにもの寂しいさま。

意味は寂しさを表すようですが、わたし的には寂しさに呑み込まれず、凛とする様子なのかなと感じました。寂しさに呑み込まれると卑屈になりがちですが、そうではなく、それもまた良しとする潔い姿かなって。

 

物事の受け止め方って、心の姿勢次第だと思うんです。
でも、その姿勢の仕方がわからないってことがあります。

そんなとき、こういった言葉から感じることもあるんだなって。

ふと、そんな風に思いました。

 

気になりだすと、不思議なもので目につくんですよね。

この間買った漫画でも、そんな言葉が目に付きました。

 

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雨が蕭々(しょうしょう)と降っている

これは、三好達治の詩『大阿蘇』の一文です。

「蕭々と」の意味も、もの寂しさを表す言葉だそうですが、静かさを感じます。寂しいって悪いことじゃない、静かさを感じる時間も時には必要なんだろうなって。

『大阿蘇』の詩はもっと深い解釈があるようですが、それはまた別の話にしますね。

  

 

で、結局のところ、何が言いたいかって言うと、言葉の表現は気持ちに作用するもので、伝える手段としても、大切に扱っていきたいものだなと思うのです。

 

言葉の種類を知らなくても、その時の気持ちを精一杯表現できるようにすればいいし、伝わらなければ、伝わるような言葉を学べばいい。

高尚な言葉を使えば伝わるわけでもないし、その場に合った言葉もあれば、その人ならではの言葉もあります。

話す言葉、書く言葉。
言葉の表現にもいろんな形がとれますしね。

 

兎にも角にも、言葉は素晴らしいなと。
そんなことを思った、昼下りです。

 

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