してほしいことは「ちゃんとお知らせする」という意識を持つ。それは人に関心を持たいないと全ては始まらない。
こんにちは〜。
シモサワです。
昨日から東京に来ています。
今回は関東方面のお客さんたちとの発信ミーティングでした。
レクチャーとかミーティングとか、大層なことを言ってますけど、要は自分がそのお客さんとしての立場だったら...という想像をして、その時の視線はどこにあるか。何の目的があってそこにいるのか、その時、何を求めるのか。ということを考えながら、何をしていったらいいのか、そういうことを話し合います。
そうであるんじゃないかという仮説を立て、行動してみて、検証して...その繰り返しです。
で、昨日の話に出たのが「してほしいことはちゃんとお知らせする」ということ。
例えば、「ホームページを見てほしいな」って思ったとします。
そのときに「ホームページを見てね」だけだと、そもそもそのホームページにたどり着けないんですよね。どうやったらそのホームページを見れるか分からない...
その次にやりがちなのが、URL(ホームページの住所的なもの)を表記すること。
これ、デジタル操作ならポチってできるからOKなんですが、実店舗の張り紙やチラシ、名刺などの紙媒体のときには役に立たないんです。
自分がする行動するときってどうですか?
ホームページにたどり着くのに、スマホやパソコンでその紙媒体を見ながらURLを打ち込むってことを実際にしますか?
...しないですよねー。
となると、自分だったらどうやって見るかな?を想像してみて、その行動に沿った表記をしないといけないってことです。
で、どういったときに見たいか?ということも考えて、「見る理由」も添えて書くということが大切なんです。
「家の窓ガラス、結露がひどいからなんとかしたい!とお考えの方、結露対策グッズをホームページで紹介していますので見てくださいね。お悩みの際には、お気軽に◯◯までお問い合わせください。」って、行動する一から十まで書いておけば行動しやすいってもんです。
だから、ホームページやブログなどはURLを出すのではなく「◯◯で検索」=詳しいことを見てねって、お知らせしたほうがいいですよね。
これはデジタル発信に関してだけではないんです。
アナログ的な道具に関しても同じことがいえます。
以前出した床屋さんのチラシ。
それまでは来店したお客さんから順番に施術していたんですけど、リニューアルオープンとともに営業体制を少し変えたんです。
それまでは馴染みのなかった「予約制・予約優先」というスタイル。地域がら、そういった習慣がないので導入するのに不安があったそうです。
確かに聞き慣れない言葉をお客さんにお願いするのって、気が引けますよね。
そのときに思いついたのが「予約=電話する」っていうふうに置き換えたら馴染みやすいんじゃないかって思ったんです。
田舎って、固定電話の周りにいつも電話する電話番号とか、連絡網とかを貼る習慣があるんですよ。いまではそういった習慣も少なくなっていますけど、地域がらやる人がいるんじゃないかな?それろ、予約制の馴染みがない年代の人はそういった習慣がまだあるんじゃないか?
そう考えてチラシの項目に「このチラシを電話のそばに貼ってくださいね。」って入れたんです。
そうしたら「電話のそばに貼っておいたよ」って、お客さんから報告されたんですって(笑)
そして馴染みがなかった予約制もだいぶ浸透してきたとのことです。
よくよく考えると、こんな些細な事なのに〜って思うかもですけど...行動の発端ってこういった些細なことから始まるんです。
だからね、してほしいことは「ちゃんとお知らせする」意識が大事で、そのお知らせの仕方は、そのお客さんとしての立場だったら...って想像することが大事なんですよね。
そのために「人に感心を寄せる」という意識が必要、「人の行動を理解する」と意識が大事ということです。
今日はこの辺で。
それまでは、またー。