発信にはお客さんの気持ちに添った言葉を使うことが大事。
今日はSNSコンサルのお仕事からスタートしてました。
コロナ禍になってから対面のコンサルができなくなってしまったけど、オンラインも慣れれば便利なものですね。
7年ぐらいのおつきあいになるクライアントさん、最初の頃は発信の操作のレクチャーが主体でしたけど、ここ数年は発信の質の見直しや、新たな発信方法の提案などが中心になっています。
SNSは日々進化してるので、その流れにちゃんと乗っていく必要もあるんですよね。
私が学んだこと、実践したことを共有させてもらっています。
ですが、私が考えついたことがクライアントさんのお客さんにとって正解とは限らないんですよね。
発信の内容は一方的に作るのではなく、お客さんからの言葉を汲み取ったものにしないと、結局はそのお客さんに届かないんです。
なので、コンサルの時には最近のお客さんからの言葉や、行動を聞き取りします。
今回、とても印象に残ったのが、検索で訪れてくれたお客さんのことでした。
来店するきっかけとなったキーワードは「リーゼントが得意な床屋」だったそうです。
なぜ、このキーワードでヒットしたのか。
じつは、クライアントさんは床屋さんですが、大のオールディーズ好きなんです。
細かくいうと、オールディーズの中でもフィフティーズナンバーが好き。
でも、フィフティーズって認知度がめっちゃ低いんですよね。
そこで、そこそこの認知度があるオールディーズまで幅を広げて、オールディーズのどんなとこが好きなのかを徹底的に追求したんです。
そこでたどり着いたのが、オールディーズダンスでした。
ダンスって、ただ踊るだけではなく、ファンション、ヘアースタイルまで整えないとサマにならないんですよね。
トータル的にオールディーズの良さを発信して、その中でもヘアスタイルとなると専門的な知識もあるから、発信が必然的に詳しくなっていきます。
その積み重ねで「リーゼントが得意な床屋」というキーワードにつながったんです。
ご本人の感想はこちらのブログを読んでみてくださいね。
ブログを見て来店してくれるって、発信冥利につきますよね。
「ブログは100のいいねがついても、来店に繋がらなかったら意味がない。いいねが30しかつかなくても、ブログから2人きてくれた方が数倍嬉しい。価値があるブログってそういうものだと思う。」
この言葉を聞いて、ホントその通りだって思いました。
来てくださるってことは、その人の気持ちに届いたってことですからね。
7年間、1日も休まずコツコツとブログを書き続けている乗本さん。
「どんなに忙しくても、書かないと一日が終わらないんですよね〜。」
笑って、そうも言ってました。
こういう積み重ねなんですよね〜。
私も見習わないとです。
超ど田舎な床屋さんでも、こうやって発信をし続けているからテレビやラジオからの取材もあって。
田舎の年配の人たちは、SNSよりまだまだマスメディアなんですよね。
回り回って、結果的に地元の方々にも喜んでもらえることにもつながるんです。
これからもこのシアワセループを続けていって欲しいな。
そう思った、今日のコンサル仕事でした^^