初のグランピング体験! 十勝地方にあるグランピングリゾート「フェーリエンドルフ」に行ってきました!
最近、よく目にする「グランピング」
キャンプとの違いはどうなのか、何があるのかさっぱりわからなかったので、体験してきました!
「北海道 グランピング」で検索すると道央・道南圏が多く道東圏内で探してヒットしたのは、十勝地方中札内村にある「グランピングリゾート フェーリエンドルフ」でした。
2021年1月〜リニューアル工事をして4月26日にオープンとのことで、オープン初日に行ってきました。
宿泊タイプはテントとコテージ。
食事は持ち込みと食事付きから選べます。
私はキャンプをしたことがないので、全てが揃っている食事付きコテージプランにしました。
チェックインは15:00
チェックイン手続きはフロント棟でします。
フロントと売店がある棟です。
ですが、コテージまでの距離感がわからずでいたので、宿泊道具を一式持ってチェックイン手続きをしてしまって、二度手間なことをしてしまいました。
宿泊施設のコテージは42棟、テントは12棟あります。
かなり広大な敷地で、車で行かないと遠い...もちろん、指定されたコテージの前に駐車スペースがあり車が停められます。
1棟毎の距離も十分あって、お隣さんの声が全く気にならないくらいです。
このコテージ群の中にはショップがあったり、普通に住われている感じの建物もありました。
コテージはスーペリア・カントリー風・中世ヨーロッパ風と3タイプあり、今回選んだのは「カントリー風」です。
定員は5名。エキストラベッドを入れると6名まで対応できるとのことですが、4名ぐらいがちょうど良さそうな広さです。
1階はリビングとキッチン。
リビングには暖炉があるのですが、薪はフロントで購入しないとです。
モフモフのソファーカバーや、カーペット、クッションなどが可愛くて、テンション上がります。
キッチンは冷蔵庫からフライパン、鍋、食器類が充実しています。特に食器類はプラ製のものから、木製、陶器製とかなりの品揃え。
食器用洗剤、スポンジ、台拭き、キッチンペーパーまではありましたが、手拭き用のペーパータオルはなかったのがちょっと残念です。気づきづらいものがないとイザという時にちょっと困ります。
ダイニングテーブルには炊飯器・電気ケトルもあって、かなり便利でした。
2階はベッドルームとシャワーブース。
浴槽なしのシャワーのみです。
電気湯沸かし器のため朝シャンは禁止。
入浴は車で10分〜20分離れた温泉施設を利用できるとのことでしたが、お酒を飲んでしまうので入浴は断念しました。
アメニティ類は充実していて、歯ブラシ、シャンプー類、ボディタオル、基礎化粧品までありました。
ベッドルームは3部屋。
シングルベッドタイプに
ダブルベッド
ツインタイプがあります。
ベッドカバーや壁紙がオシャレ♪
毛布等がないので、寒がりの私はちょっと寒かったー。パジャマも無かったんですけど、ホテルだと思うと「えーっ!」ってなるとこでも、キャンプとして考えたら無くて当たり前なのかな。
ツインとダブルタイプはベランダに繋がっていて、ベランダにはカウチとテーブルがセットされています。
朝コーヒーはここでキメようと思ってたんですけど、思っただけになっちゃいました(笑)
そして、1階のウッドデッキとお庭
ウッドデッキには屋根が付いているので、雨が降っても問題なしです。
庭には焚き火装置があり(ここで使用する薪はフロントで購入しないとです)椅子とテーブルがセットされてて…となると、プチ宴会するしかないですよね(笑)
焚き火をしながら夕陽を眺める。
贅沢な時間って、こういうことを言うんだろうな〜。
ちなみに私は火おこしが全くできません。
相方さんが火おこしの知識があったので全部お任せしてできたんですけど、火おこしできない人はちょっと大変かもです。
火おこしの仕方の案内とかがあればいいかも。
そして夕食タイム!
BBQコースにしました。
食材はコテージまでスタッフの方が配達してくれます。
メニューは以下の通りです。
メイン
・かみこみ豚ポークステーキ
十勝のブランド豚で希少性が高いお肉だそうです。
・中札内田舎どり
中札内は鶏肉生産が盛んな地域だそうです。
・北海道名物「子羊肉」
北海道といえばラム肉ということで…
付け合わせ
・ゴロゴロ十勝マッシュのアヒージョ
・旬のお野菜盛り合わせ
この野菜の盛り合わせ、野菜好きの私には超満足な量でした。じゃがバター、キャベツ、ピーマン、アスパラ、ナス、長芋…野菜でお腹いっぱいになりそうなくらいのボリュームでした。
・中札内産枝豆の冷燻
中札内は枝豆も特産品なんだそうです。低温燻製してあってスモーキーな味があとをひきます。
・グランピングポークカレー
〆はカレー!売店で販売もしてるそうです。
・焼きマシュマロ
以上の食材たちをウッドデッキに設置されている焼き台(←名前がわからない…)で焼きます。
炭を起こす器具を使うのですが使い方が全く未知なので、食材を持ってきてくれたスタッフのお兄さんにやってもらっちゃいました。
この焼き台は蓋も付いているので、オーブン的に焼けます。温度計もついていて、こだわり焼き加減も調整できそうです。
私たちは野生のカンで焼いてましたけどね。
お肉用のソースがついていましたが、下味がしっかりついていて、その下味がまた絶妙な塩梅だったので、子羊以外はソースなしでの方が美味しかったです。
キャンプの場合、この焼き台の後片付けが大変なんだそうです。
焼き網や炭の片付け…好きな人は片付けも楽しみの一つにできるのでしょうけれど、ここの施設は生ゴミだけは室内に入れておけば、あとはお任せでいいそうです。
食器類はBBQ用の使い捨てを使ったので、食器の片付けもラクチンでした。
満腹、満足で夜は早々に就寝です。
朝ごはんは7時を目安に配達してくれます。
メニューはホットサンド。
・冷燻てりマヨチキン
この具材をパンに挟んで、ホットサンドメーカーで焼きます。
サイドメニューは
・中札内産枝豆のビシソワーズ
・フレッシュ野菜のサラダ
・中札内名産ゆで卵
卵の味が濃厚でした!
・十勝鹿追町でーでーぽっぽのヨーグルト
蜂蜜と燻製ナッツが入った香ばしいヨーグルトでした。
木製のお皿に盛り付けて、夕食で食べきれなかった持ち込みのウインナーと浅漬けもトッピングしたら、超豪華な朝ごはんになりました。
朝から満腹〜。
最終チェックアウトは11:00とかなりゆっくりめ。
朝ごはん食べて、エゾリスの巣作りをのんびり眺めてました。
コテージは民泊をイメージしてもらうと分かりやすいかもですね。
グランピングは手軽に自然体験ができる宿泊施設という括りなのかなという印象をうけました。
ちょっとずつ自分たちで手をかける宿泊。
至れり尽くせりのホテルに慣れてしまっていると、不便を感じるかもしれません。
逆に不便に慣れていると、便利さがありがたく思えるかも。
初めてのグランピング体験、楽しかったです。
周りに気を使いすぎなくていいし、静かに過ごせるのがとても良かったです。
せっかくなので、テントブースも見学してきました。
テントの中にはベッド2台、テーブルとソファが用意されてるとのことです。
薪ストーブもあるので冬対応も可能だとか。
帯広広尾自動車道・中札内ICより車で5分のところにあります。
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