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元スナックママ 下澤美香のSNS活用術

雑学の仕入元は漫画から

私は漫画が好きで、常に500冊ぐらい本棚に入っています。
常にっていうのは、500冊超えると本棚から溢れるようになるんですけど、溢れたら読み飽きた漫画を処分して、また新しい漫画を買う(それも大人買い(笑))という、ルーティンを繰り返しています。

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私が漫画に出会ったのは、幼年期。
当時、私は母親の弟夫婦に育てられました。

その夫婦は漫画好きで、旦那さんは単行本派、奥さんは週刊、月刊誌派で、いつも家の至るところに漫画がありました。
トイレに置いてあったり、居間に積んであったり。
そのせいもあって、自然と漫画を読むようになり、そのうち自分の好きな作品も出てきて、小学校4年生のとき、お小遣いで初めて「スケバン刑事」の単行本を買ったんです。

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自分が好きで買ったものなので、毎日毎日、本当に飽きずに読んでました。

あるとき、叔父とテレビかなんかを見て話しているとき、何かの漢字をふと読んだんです。
そしたら「よく知ってるな」って感心されて。

「なんでだ?」って聞かれて、「漫画に書いてあったから覚えた」って答えたんです。
「そうかそうか、漫画で勉強しているのか」って、喜んでくれて...次の年の誕生日プレゼントはキャッツアイ全巻を買ってもらえました。

ここが私の漫画人生の始まりです。
保護者公認なので、漫画三昧の日々です。でも、ちゃんと時間は決められていましたけどね。それから、お小遣いは全部漫画につぎ込んでました。


社会人になっても漫画熱は冷めることがなく、お給料をもらうようになって自分でお金が使えるようになった途端、もっともっと多くの漫画が読みたくなってしまって...ひどいときは月3万ぐらい買っちゃうんです。
自分でも飽きれるくらいですけど、なぜかずっとやめられないんです。

漫画の世界から私は何を得ているのか?
何を求めているのか?

そんなふうに自分を考えてみました。

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漫画は作品ごとにストーリーがあります。
そして、いろんなテーマを題材にしています。

そのテーマに沿った内容は当てずっぽうなものではなく、それに対する裏付け要素や情報収集がしっかりされていて、それをもとにストーリーが描かれます。

その漫画を通して、いろんなことを知ることができるんです。

河惣益巳さんの「ツーリング・エクスプレス」シリーズからは、世界各国の情勢や観光スポットなどを知ることができます。単なる説明ではなく、暗殺業を営むディーンは世界各国の要人を狙うのですが、そこにインターポール(国際警察)の刑事が関わってくるという設定で、その絡みにその国々の交通事情、習慣、観光が紹介されます。
この漫画から、ドイツのロマンティック街道にいつか行ってみたいって思ってます。
ただ、このストーリーにはBLの要素もあるので...好き嫌いは分かれますけどね。

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ストーリー仕立ては登場人物の感覚に入りやすいから、人の感覚も感じやすいんです。人の感覚の想像のもとにもなります。

絵と文章を通すことで感覚移入しているので、知るというより、疑似体験しているような感覚になるんですよね。だから、覚えやすいというか、知識になりやすいんだと思います。

漫画から得たことを話のネタにしたり、会話を広げる要素にしたりと、私の客商売に多いに役立っています。


私の雑学は漫画がもとになっていました。

 
そして、最近では、その雑学から得た知識に対し、自分なりの見解を出せるようになっています。たんに知って済ませるより、自分なりの意見を持つと、その興味の分野に深みをもたせることができるんです。

自分なりの見解や意見を持つと、その分野は日常ごとに応用できるようにもなります。応用できるって、じつは役立ち要素をつくる元にもなるんですよね。

 

そういうことにつながるんだ、と思えるようになったり、そうしようと思ったのは、藤村先生から小説を勧められてからなんです。

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小説は文字ばかりで読みにくいと思って、敬遠してました。でも、読めるようになったほうが良いかなと思って。

そこで、何から読んでいいかわからなかったから、藤村先生に聞いたんです。最初に勧めてもらったのは「真田太平記」でした。「登場する女忍びのお江がA子ママみたいだよ」って言われて...なんでそう思うのかな?って思いながら読み進めていました。

文章だらけが苦手って思っていたのに、全く違う興味から入れたことや、冒頭の舞台が近隣ということもあって、面白みが出てきたんです。

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小説も面白いと思うようになって、いろんな小説を勧めてもらいました。
そして、小説を読み進めていくうちに、文字表現の方がより想像力が膨らむってことに気づいたんです。


小説は、漫画と違って文字だけだから、言葉によってその情景が浮かぶんですよね。小さい頃、時代劇が好きだったせいもあって、とくに歴史小説はその情景を思い浮かべやすく、想像の世界に没頭できるんです。

没頭したあとは、その前後の背景が気になるようになっちゃって。

歴史を遡っていくうちに、日本語はいつ発生したのか?
そもそも、なぜ言葉が必要になったのか?

そんなことまで興味の矛先が伸びています。

 

歴史を遡っていくと、その時代ごとの人物の背景っていうことも見えてきます。
その行動は何のためだったのか?
読み解いていくと、それぞれに持ってる良さのためだったんだろうなと。
遡りすぎて、人類学まで興味の分野が広がってしまってます(笑)

 

あるとき、中学当時の担任の先生と飲んでいるときに、そんな話になって...
「オマエ、なんで中学のときにそうならなかったんだ。」っていわれて、言い返しちゃったんです。

「歴史の教科書って、覚えさせるための説明文でしかないじゃん。説明じゃ興味もわかないから、そもそも覚える気がないんだよ」って。

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そうなんです。
説明では興味がおきないし、むしろ苦痛なんですよね。

なのに...自分は文章にしようとすると、説明になってしまう。
理屈はわかってても、自分では実践できてなかったんです。

自分がやられてイヤなことなのに、やってしまってました。

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劇エヴァでのセリフ起こしのときに「説明するのではなく、想像につながる言葉の使い方が大事なんだ」という、藤村先生が仰ることがあって。
想像につながる言葉使いって、たしかにあるなって気づいたんです。

お芝居って、説明になったらつまらないものになってしまう。
感じてもらうことが大事。

そういうことを教えてもらいました。

想像につながる表現をする。
そのためには、自分自身が想像力を高めないといけないんですよね。

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想像力は人と関わる上でとても重要なものです。

たくさんのお客さんと関わるようになると、そのコミュニケーションの仕方で悩むことも出てきます。

一番悩めるのは、気持ちが合わないとき。
でも、相手の気持ちを想像することでそれは解消できます。

コミュニケーション方法とかいろいろありますけど、まずは、相手のことを想像することをしないと、その方法は活きてきません。

想像するから、共感にも繋がります。

そのためにも、想像のもとになる知識や雑学を養うことが必要ってことです。

私は、もっといろんな人を身近に感じたいから、もっとジャンルも広げたいと思っています。だから、もっと漫画や小説を読み漁ろうと、改めて思いました。


今後の欲を言うのなら...漫画談義や、歴史談義もしていきたいなあと。
同じ作品を読んだ人と感想を言い合うのではなく、見解を出し合う、そんなことができたらいいなと思います。

 

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