顔の見えない相手に価値を伝えようとしても伝わらない。
こんにちは。
シモサワです。
東京の人ごみはちょっとシンドいけど、いろんな発見があるから、わざと出向くことがあります。
いつもはアクセスが楽な新宿三丁目のホテルにするんですけど、今回は歌舞伎町のホテルを選びました。
金曜の夜の歌舞伎町は人が多すぎて歩けないぐらいの人通り。
人が多すぎて店の入口がわからないほどなんですよね。
さすが都会。
いろーんな人がいますよねー。
多すぎて、声かけてくる人がキャッチなのか、ナンパなのかすらもわからないくらいでした(笑)
この人ごみの中、ふと立ち止まって考えて見るんです。
こんなに人で溢れているのに...
誰も私のことを知らないし、私に気づかない。
そんな状態の中でいきなり「◯◯を買ってください!」とか「◯◯をおすすめします!」と言ったとして、誰も聞いてくれないですよね。
むしろ、ヘンな人だって通報されちゃうかも。
...そんなの当然じゃん!って、思うかもですけど、こういうことをやっている方がじつは多いんですよね。
これって、顔の見えないお客さんに向かって自社をアピールしているのと同じだなって思うんです。
相手との共通点を見つけられていない状態。
相手の状況が理解できていない状態。
相手の関心事を知らない。
それなのに、見て!聞いて!買って!!! って。
そんなこと言っても通じないですよねー。
人混みの中で何をどうすれば、関心を持って振り返ってくれるのか。
そもそも、ここで言うべきことではないんじゃないか。
今の自分たちが取り組んでいる状況は、どういう状況にあるのか。
価値を伝える環境がちゃんと整っているのか。
それを把握することが必要じゃないのかな。
状況把握ができていない状態では、伝わるものも伝わらないですから。
私は田舎暮らしだから、日常で人に埋もれることはないんですよね。
だから、この感覚がちょっと新鮮で、こんなことをふと思っちゃうのかもしれません。
物事が続かないのは思ったような反応がないからですけど、やり方が間違っていれば思った通りに行かないのは当然のこと。
ときには見方を変えて見直すって必要ですよね。
そのために非日常に触れてみるといいかもです^^